長谷川飛向が初Vへ闘志 ~松戸競輪場~

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長谷川飛向
末廣との同期対決を制すれば念願の初Vが見えてくる
最大のチャンスがきた

 12月17日から松戸競輪場でF2ミッドナイト開催『第6回¥JOY×プロスポーツC』が行われており、19日に最終日を迎える。8レースのチャレンジ決勝戦では121期の新鋭2人が勝ち上がったが、ここでは初Vを狙う長谷川飛向(東京・121期)に注目した。

 長谷川は連勝で決勝に進出。準決勝では仲良い同期の野崎翼(岐阜・121期)との対決を制した。「突っ張りしか考えていなかった。ホームからは持たないと思っていたら押し切れたから自分でもビックリ。寒さも問題ないし感触は良いです」。前検日から話していた「乗り方を意識して変えたらタレなくて思ったよりも進みが良い」の効果が出ているのだろう。

 決勝に話が及ぶと「末廣(快理・兵庫・121期)君とは初対戦。目標は今年に初Vを獲ることで今年走るのは、あとは今回の松戸と、次の豊橋なので今回は最大のチャンス」と意欲を燃やす。
末廣は前回特別昇班を逃したが力上位。それでも、長谷川の前回伊東決勝は121期が6人勝ち上がり(一人は当日欠場)、九州3車が結束した以外は単騎戦でやりづらかった面もあるかもしれない。今回は末廣との2分戦で戦いやすくなった。付け入る隙はあるはずだ。

木村貴宏記者

2022年12月19日 13時50分

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