長谷川飛向が地元戦以来の完全V ~小倉競輪場~

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長谷川飛向
優勝を決めて、笑顔で写真撮影に応じる
単騎の中島将尊が外を鋭く伸びて準優勝

 11月2日から小倉競輪場で開催されていたミッドナイト競輪は4日に最終日が行われ、7レースに行われたA級決勝戦では長谷川飛向(東京・121期)がタテヨコ駆使する動きから前団を捕えて、9月立川以来の完全優勝を飾った。

 レースを終えた長谷川は「鈴木君を駆けさせたら厳しくなるし、中団で引かないつもりでした。ブロックもあって止まったかなと思ったんですけど、気持ちで乗り切って。緊張したけど優勝できて良かったです」とレースを振り返り、笑顔を見せる。

 来期は初のS級へステップアップを決めており、今開催は今後の飛躍を感じさせる走りで猛アピールし「S級では何でもできないと厳しくなると思うし、今日もそういう意識で走りました。練習ではヨコの動きはやっていないんですけど、レースでは転んでもしょうがないくらいの気持ちで走っている」と普段の優しい表情からは想像もつかない強い気持ちでレースに臨んでいる様子。

 次走は19日からの大宮に出走予定。進化を続ける長谷川の走りに目が離せない。

及位然斗記者

2024年11月4日 23時29分

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