123期の橋本宇宙選手がご挨拶! ~武雄競輪場~

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橋本宇宙
まだまだ初々しさが残る
佐賀支部唯一の新人選手!

 4月22日(土)から開催されているたけお競輪開設73周年記念『大楠賞争奪戦』の初日に地元で唯一の新人選手、橋本宇宙(佐賀・123期)が新人紹介として挨拶に訪れた。橋本は4月30日(日)から宇都宮競輪で行われるルーキーシリーズでデビュー予定となっている。

 「自分は日大卒です。兄(瑠偉・栃木113期)は明治大卒です。兄から日大の方が良いからと勧められたので(笑)。選手になったのは兄と叔父(品川啓司・63期引退)の影響ですね。それと選手になった兄が強いので負けていられないと思って目指しました」と自身の経歴と競輪選手を目指すキッカケを話してくれた。

 養成所でのことを振り返ってもらうと「養成所では在所成績(58位)が良くなかった。もう少し先行して経験を積んでも良かったのかも。最後は半端なレースが多くて。着を狙いにいっても着に絡めずだったりで。経験のためにも先行しておきたかった」と反省の言葉が出てきた。

 「今は競輪場で(山田)庸平さんや、立部(楓真)さんなど佐賀の選手たちと練習しています。みんな強いのでダッシュで千切れちゃってますね(苦笑)。今は自力を出す練習をしている。カマシや飛び付きの練習もやっている」と練習環境は抜群で先輩たちの強さに日々、圧倒されている様子。

 「庸平さんのような自在で勝てる選手にいずれはなりたい」と憧れの存在を口にした。「お客さんの前で挨拶をして緊張した。『頑張って』とみなさんに言ってもらえたので頑張りたい」と武雄競輪場でのデビューはまだ先になるが、先んじてファンの前で挨拶をして声援をもらったことが嬉しかった様子。近年の九州勢は若手が多く台頭しているだけにこの新しい流れに乗ってファンから愛される選手に成長してもらいたい。

池端航一記者

2023年4月22日 18時20分

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