昇班初戦に斉藤樂が挑む ~取手競輪場~
まぐれとは言われたくない
取手競輪場では明日の22日からA級の1、2班戦によるモーニング開催が始まります。新人の斉藤樂(宮城・123期)は前回の佐世保、A級レインボーカップチャレンジファイナルで勝利しA級2班に特別昇班を決めた。
「今回は(中3日だが)2日間練習できました。体調は問題ない」と話し、昇班しての初戦に挑む。
「緊張しますね。A級1、2班戦ではどれだけ自分の力が通用するかだけど、まぐれとは言われたくない。力を出し切ります」。
まぐれとはレインボーカップチャレンジファイナルでのこと。斉藤は単騎戦だったが、同じく単騎戦だった梶原海斗(福岡・123期)が最終ホームでカマして出て追走していた斉藤にチャンスが訪れたのだ。
「展開が向きました。流れも向きました」と謙遜するが、レインボーカップチャレンジファイナルで勝つのは容易ではない。自信を持って良いだろう。
「荻原(尚人・宮城・89期)さんには『チャンスをモノにできて良かった。今度は自分を出すために自力を出せ』と言われました」。師匠の教えを胸に、そして斉藤自身が力を出し切る競走に徹すれば、昇班初戦でも最大のパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
2023年12月21日 18時25分
-
選手詳細データ
-
斉藤樂 選手宮城・123期