緊張ほぐれた松田昂己が地元V狙う ~取手競輪場~

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松田昂己
決勝は123期の4人が勝ち上がり激戦も地元の意地を見せる
師匠からの難しいお題もクリアする

 取手競輪場では11日に2日目のモーニング開催が行われ、準決勝の7レースでは地元の松田昂己(茨城・123期)が突っ張り先行で逃げ切り連勝で決勝進出を決めた。

 「突っ張った後は来るなら来いの気持ちでしたが、ホーム過ぎに誰も来なかったので自分のペースで行けました。全開で踏めました。初日から段々と良くなる感じで緊張もほぐれました。ファンからの声援もありました」とレース後はきつそうな感じだったが、いつもの笑顔が見られファンへの感謝も忘れない。

 決勝についての話が及ぶと松田を含め123期は4人が決勝進出。「同期がいっぱいいるし、どうしようかと。全員ダッシュタイプ」と話す。
それでも地元だけに負けられない気持ちは人一倍だろう。何とかするはずだ。

 「今回は師匠(伊早坂駿一・105期)から『地元だから勝ちに行け』と言われたけど『自分の競走もしつつ』と難しいお題を言われました」と苦笑い。
それでも「力を出し切れれば」と自分自身を信じて挑む。積極的な競走で押し切りVを決めて師匠に良い報告をしたい。

木村貴宏記者

2024年4月11日 16時05分

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