塩島嵩一朗と栗山和樹が特別昇級をかけてバトル! ~川崎競輪場~

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塩島嵩一朗
地元で特別昇級なるか!?
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栗山和樹
真っ向勝負で挑むか!?
9連勝を達成するのはどっちだ!?

 2月3日(月)から川崎競輪場で開催されているFIガールズ『JC×HPCJC Wチケット杯』は明日5日(水)が最終日。今シリーズの最大の注目でもあった塩島嵩一朗(神奈川・125期)と栗山和樹(岐阜・125期)の特別昇級をかけた争いはともに8連勝で決勝に進出。両者はルーキーシリーズ以来の対戦で、本格デビューしてからは初対戦。どちらかが9連勝を決めるのか、それとも劇的な同着優勝があるのか、他の5名が阻止するのか、大注目の一戦だ!

 地元で王手をかけた塩島嵩一朗は初日のレース後に「プレッシャーは感じていない。いつも練習しているバンクなので。力まずに走れている」と普段通りの平常心で戦えていた。
 しかし準決勝終了後には「緊張なのか、半端なレースをしてしまった」と猛反省。
 「栗山さんとは養成所時代に同じぐらいの成績でした。今回も五分の勝負だと思っている。4車なのでラインを生かして戦えれば。先行で勝つのが理想ですね。力を出し切って勝てれば」と充実する援軍を最大限に生かして9連勝目を目指す。

 対する栗山和樹はS級への特別昇級をかけた一戦はこれが2度目となる。前検日には「(S級へ)上がれるなら早くあがりたい。(今開催は)勝ちにこだわりたい。連勝するのも大変なので(笑)」と話していた。
 「準決勝はキツかった。田口君がひとりだったので、はまったれと。田口君のカマシが良くて、追いつけなくて追いついて脚が一杯。2日目は重かった。風も強いし。プレッシャーがあるのか、体が固まっている」と塩島同様に重圧がかかっている様子。
 「塩島君とは養成所時代に捲ったり捲られたりみたいな感じでしたね。2人とも同じぐらいの成績。彼は良いまくりを打っていた。相手は地元ですけど、やれることをやり切りたい」と地元の塩島を相手に真っ向勝負にでるつもりだ。

 明日のA級決勝戦は第11レース。発走予定時刻は16時00分となっております。

池端航一記者

2025年2月4日 17時44分

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