S級初戦の熊本で決勝進出を果たし今回参戦

　2月23日（日）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 2月 第4戦が開催される。今シリーズは123期10名を始めとして、実力ある若手選手が多く集結している。その中でも6度の優勝実績を誇る黒瀬浩太郎（広島・123期）がV最有力だろう。優勝経験者の松崎広太（茨城・123期）や、依田翔大（山梨・123期）が差がなく迫るが、ここでは2月6日付でS級2班へ特別昇級を達成した栗山和樹（岐阜・125期）に注目する。

　「今年に入って1月の静岡から徐々に調子を上げてS級に特進することができた。S級初戦の熊本は思ったよりもやれていたと思う。準決は僕の仕掛け待ちみたいになっていたので、（飯野祐太の）見てないタイミングで仕掛けることができた。決勝は先行しやすいメンバー構成であったが、後位が競りで難しかった。少しずつS級に慣れていきたいですね」

　直前の熊本FIでは215着と準決勝逃げ切り勝ちでS級初勝利を飾り、S級初戦から決勝進出と好成績を残した。PIST6はこれまでに3回の参戦があり、いずれも着外はなく安定感ある走りをみせていて表彰台経験もある。今シリーズは若手中心に好メンバーがそろっているが、S級選手となってから初のPIST6でこれまで以上の結果を目指す。

• 選手詳細データ

• 
  栗山和樹 選手岐阜・125期