白星も反省しきりの池田充槻 ~青森競輪場~

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池田充槻
地元支部期待の若武者だ
「初日の走りで勉強になりました」

 7月10日に青森競輪場でF2モーニングが幕を開けた。本格デビュー戦を地元支部で迎えた池田充槻(秋田・127期)は、前受けから別線に叩かれてインに包まれる苦しい展開。態勢を立て直すのに時間を要し、最終2角からまくり返す展開で押し切ったが、レース後は反省の弁ばかりが口から出た。

 「(ルーキーシリーズの)アドバンスでは突っ張り切れない時に車を下げると前に置いて行かれる。だから前へ前へ踏んでしまったんです。でも、競輪はそうならない。すぐに引けば良かったですね。アドバンスとの違いに戸惑ってしまった。初日の走りで勉強になりました。脚的には何度も突っ張れる脚があると思っているので、しっかりそういう形に持っていきたい」

 先輩レーサーたちからの洗礼で冷や汗をかく展開になったが、こればかりは場数をこなし経験値を上げていくしかない。まくりで後続を突き放した内容からはポテンシャルの高さが垣間見えただけに、準決勝こそは納得の走りで押し切り決勝戦へ勝ち上がりたい。

小野祐一記者

2025年7月10日 13時17分

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