脇本勇希がチャレンジファイナルを制す ~佐世保競輪場~

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脇本勇希
ガッツポーズで写真撮影に応える
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岩谷拓磨
自転車を持って構えて写真撮影に応える
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小原丈一郎
3着に入り安堵の表情を浮かべる
A級1、2班へ昇格

 12月5日から佐世保競輪場で行われている開設69周年記念『九十九島賞争奪戦』G3最終日9レースにてレインボーカップチャレンジファイナルが開催され見事、脇本勇希選手(福井・115期)がまくりで優勝を果たし1、2班への特別昇班を決めた。レースは先行態勢に入っていた小畑勝広を最終ホームで石井洋輝が叩くと後位を取っていた岩谷拓麿が野上竜太に合わせてまくり出る。野上を追った脇本勇希が3コーナーからまくり上げると前団を一気に飲み込み優勝を飾った。
 「脚を溜めて溜めて最後に持ち込もうと思っていた。野上さんなら仕掛けると思っていたし、3コーナーで止まったので、仕掛けないとあかんと思って踏みました。市田(佳寿浩)さんから特別昇班を決めてこいと言われていたので優勝できて良かった。これで兄(雄太94期)に一歩近づけた」と笑顔が止まらなかった。
 2着は先まくりで野上を合わせ切った岩谷拓麿選手。
「師匠の言った通りのレースになった。師匠から3着以内に入らなかったら破門だと言われていたので、気合が入っていました。優勝したかったけど、2着で特別昇班を決められてホッとしています」と胸を撫で下ろした。
 小原丈一郎は大外からまくり上げて脇本に合わされるも耐えて最後に伸びて3着に滑り込んだ。
 「みんな強くて、様子を見てしまって、仕掛けが遅れてしまった。脇本君に合わされたけど、ギリギリ耐えられて良かった。9連勝での特別昇班が一番良いとは思うけど、こういうチャンスを3着だけどモノにできて良かったです」と話してくれた。

池端航一記者

2019年12月8日 15時31分

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