サマーナイトフェスティバル ~いわき平競輪場~

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高橋晋也
初日予選3着で薄氷を踏む思いの準決進出
地元勢にとってはデカい最後の1枠

 いわき平競輪場を舞台に「第16回サマーナイトフェスティバル(G2)」が、7月10日に幕を開けた。ナイターでの3日間開催の今シリーズ。予選は2着までのすべての選手が準決に進めることができるが、3着は選考順位の上位2人だけが勝ち上がれる狭き門。今年3月のウィナーズカップでビッグデビューを果たした高橋晋也は、通算3度目のビッグで初の地元開催。「(準決に)上がれるか、上がれないかは、全然違う」と、初日予選4レースでの3着で結果待ちになったが、選考順位43位で準決27番目の最後の枠に滑り込んだ。その準決9レースは新田祐大、佐藤慎太郎の地元が誇るS級S班2人に前を任せられたラインの先頭。地元浮沈の重責を担う。
 「(前回の高松宮記念杯が良くなかったのは)気持ちの問題だと思うし、自分に自信をもってと思ってます。前回よりも全然感じはいい。S班の新田さん、(佐藤)慎太郎さんにはすごくお世話になってるんで頑張ります。福島ラインでワンツースリーができるように」
 S級S班コンビの引き出し役だけではなく、決勝を見据えれば地元勢は確定板独占が理想だろう。2度目のビッグ優出に向けて、地元ファンの前での高橋の走りが注目される。

竹内祥郎記者

2020年7月10日 23時07分

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