高橋晋也は自信がみなぎる ~京王閣競輪場~

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高橋晋也
準決勝一番の激戦区だが突破する自信あり
準決勝も力を示す

 7月5日(火)に初日の開催を終えた京王閣競輪『富士通Fカップ&サンスポ杯』。

 メインの12レースS級初日特選を勝ったのは勢いを取り戻した高橋晋也(福島・115期)だった。後方には置かれたが、打鐘直後から一気に仕掛けると別線の厳しいけん制を乗り越えて、最後は番手の渡部幸訓との一騎打ちを制した。
 「動いて後ろから仕掛けるのは作戦通り。(和田健太郎の)煽りはきつかったけど、意地でも行くしかなかったので。ずっと踏めている感じはあるけど、細かい修正点はあります」。満点とはいかないものの、及第点の走りに納得の表情をみせた。

 S級昇級直後の勢いから考えると、物足りない成績が続いた時期もあったが、師匠の飯野祐太との練習でメンタル面が大きく成長。前回の地元いわき平で完全Vを決めたように、勢いがついてきた。
 
 6日の準決勝は11レースに登場。対戦相手には今期S級で大暴れを予感させる北井佑季がいる。「北井さんが相手か…。きついな」とポツリつぶやいたが「(6月の)川崎で勝っているので。点数通りの力を見せるだけですよ」と力強く言い切った。

角田祐馬記者

2022年7月5日 22時05分

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