真のウィナーが決まる! ~福井競輪場・第4回ウィナーズカップ決勝戦~

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清水裕友
王者の風格を漂わせて中国ラインを率いる
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高橋晋也
怖いモノ知らずの若さ溢れる走りが魅力
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長い話し合いの末、並びが決められた(左から清水、松浦、原田、柏野)
S班黄金コンビに新鋭・高橋晋也が挑戦

 3月26日(木)より福井競輪場で開催されている『第4回ウィナーズカップ』。その決勝戦が29日(日)に行われる。
 注目の並びは、以下の通りとなった。

①清水裕友ー⑦松浦悠士ー⑥柏野智典
⑧高橋晋也ー③守澤太志
中国地区3車と北日本地区2車はラインを形成。
②吉田敏洋、④古性優作、⑤原田研太朗、⑨和田健太郎
以上4名は単騎を選択した。
 
 中国地区の誇るS級S班の黄金コンビがレースの中心となりそうだ。先頭の清水裕友(山口・105期)は「各々が力を出し切れる並びだと思う。タイトルを獲ったからといってレースを変えるつもりはないし、自分のスタイルを崩さずに戦いたい。ラインから優勝者を出せるようにしっかり走る」と一切ブレることなく、己の力とラインの絆を信じて重責を担う。 
 
 番手を任されたのは松浦悠士(広島・98期)。清水とは全日本選抜の決勝戦で連係して以来となるが、その時とは前後が逆となった。「清水君が自力でやりたいと。(原田)研太朗とも連係したいなって想いはあった。別になってしまったけど、(中四国の)誰かが優勝できるようにっていう気持ちで走りたい」とあくまで中四国地区の心は一つ。昨今の競輪界を席巻する地域で一番注目すべき男からも当然目は離せない。

 ビッグ初出場で初優出と今シリーズのラッキーボーイとなった高橋晋也(福島・115期)は「調子的にも良い。勝ち上がったからには優勝を目指して頑張りたい。ナショナルチームの看板を背負っているので恥ずかしいレースじゃなくて、しっかり気持ちを出して魅せる走りをしたい」と臆することなく強敵に立ち向かう。

本吉慶司記者

2020年3月28日 17時20分

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