最終日6Rはフレッシュクイーン ~周防国府杯争奪戦~

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佐藤水菜
ナショナルチームで強化されたスピードで魅せる
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柳原真緒
落車した昨年大会の雪辱を果たす
若手ガールズたちがバンクを彩る

 防府競輪開設71周年記念「周防国府杯争奪戦」の最終日、6Rには114回生、116回生によるガールズ フレッシュクイーンが開催される。開催予定だった4月西武園記念がコロナウイルスの影響で開催中止となったことで、今開催に延期となっていた。前検日の2日には出場メンバー7名が車体、身体検査を無事に終了した。

 人気を集めるのは佐藤水菜(神奈川・114期)だ。昨年大会は果敢に主導権を握ったが、梅川風子(東京・112期)に差されて5着敗退。ラストチャンスの今年こそは優勝なるか。
  「ナショナルチームに入ってからトップスピードや動きに切れが出た。それで予選は自信を持って走れてますね。ここまでは休みはほぼなし。金曜日まで練習して体も心も極限状態まで追い込んだけど、仕上がってると思います。防府が終わった次の日から全日本(自転車競技選手権トラック)なので、そこに向けてここでいいイメージをつけたい。そこだけですね。防府は前回、去年の3月に来たときも完全優勝できてる。相性はいいと思う。自分のタイミングで仕掛けられるところから仕掛けたいと思います」

 柳原真緒(福井・114期)が佐藤と人気を2分する存在になる。高知記念で開催された昨年大会は落車しているだけに、今年は1番車の利を生かして雪辱を果たしたい。
  「去年のフレッシュクイーンは落車、再乗でした。今年が最後なので入賞したい。33で1枠はありがたい。位置取りに失敗しないように。(10月和歌山欠場は)体調を崩して、耳が聞こえなくなった。直前はいつも通り練習できたし悪くない。(予選1で佐藤と対戦した)10月西武園で力を出し切れなくて負けたので、佐藤さんに対して意識しすぎず力を出し切りたい」

 中国勢から唯一の参戦となるのは吉岡詩織。初出場となる今大会で見せ場を作りたい。
 「しっかり自力も含めて色んなことをしていけたらと思います。前回の別府でも自分の持ち味というのをしっかり出していけたと思う。前回(昨年12月西武園のミッドナイトフィナーレ)の単発レースは7着だったので、今回は7着以外が取れれば。今はバンクが使えず、街道中心の不安はあったけど、そのなかでも別府では自力を出せた。狙えるところは狙って行かないとなっていうのがあるので、何でもやっていこうと思う」

 ガールズ フレッシュクイーンの発走予定時刻は13時08分。¥JOY×プロスポーツでの締め切りは発走予定時刻の5分前となります。

音無剛記者

2020年11月2日 19時08分

開催情報

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