「今年はグランプリを獲ることとグランドスラムを目指していく」

　1月22日に立川競輪場でF1ガールズシリーズの初日が開催された。7Rにはガールズケイリン最強の佐藤水菜（神奈川・114期）が登場し、打鐘3角からのロングスパートで終始追走した又多風緑を楽に振り切り力の違いを見せつけた。

　「1周駆けようと思っていて、後ろにのみ込まれないように脚を残して踏んだ。普段走っている(250)バンクとは違うので、コーナーで内に降りたり膨らんだりしてしまったので、2日目はまっすぐ走れるように修正したい」

　年末のガールズグランプリは人気を集め大本命に推されたが結果は2着。前検日には「（ガールズグランプリは）体に痛みがあるなかで走っていた。そのせいで突っ張らなきゃいけない所で突っ張れなかったし、課題が見つかった。去年はグランプリを獲るというスケジュールではなかったし、今年はグランプリを獲ることとグランドスラムを目指していく」と語っており、今年はその悔しさを胸に偉業達成に挑む。

　まずは今年初戦となる重要な今シリーズ。「結果よりも力を出し切ることをメインに頑張りたい」と魅せるレースで力の違いを示す。

• 選手詳細データ

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  佐藤水菜 選手神奈川・114期