ミッドナイト競輪が25日に開幕 ~小倉競輪場~

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瓜生崇智
細切れの初日特選は流れに応じて攻める
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伊藤旭
期待のルーキーが自慢のスピードを披露
熊本コンビがV争いをリード

 競輪祭の興奮冷めやらぬ中、25日から北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が開幕する。今シリーズはチャレンジとA級1、2班の9レース制。A級屈指の機動型がそろったが、追加参戦となった瓜生崇智(熊本・109期)が主役を務める。

 初日メインの特選9レースは好調な機動型が激突。瓜生崇智は直前の高松モーニングで今期5度目の優勝を飾った。急な追加にも表情は明るい。
 「今朝10時頃、追加をもらいました。ウエイトをやっていたんですけど、次回までけっこう空くなって考えていたくらいなので良かったです。(伊藤)旭もいるし、弟弟子の山川(奨太)もいますからね。首のヘルニアのほうは9月のひどかった時期よりもだいぶ落ち着いています。練習はしっかりできています。(初日は)しっかり位置を取って仕掛けます」

 予選8レースにはルーキーの伊藤旭(熊本・117期)が登場。特別昇班直後の10月武雄は落車したが、その後は3場所で優勝2回、準V1回と健闘している。
 「落車で手を痛めたけど、今はもう大丈夫です。デビューしてから思った以上にやれています。落ち着いて走れてますね。最近は小さなレースが多いので、内容重視でしっかり優勝を狙います」
 練習仲間の瓜生とは直前の高松決勝でワンツーを決めている。今度は押し切っての優勝が今シリーズの目標だ。

笠原裕明記者

2020年11月24日 16時34分

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