松戸競輪に児玉碧衣が登場 ~松戸競輪場~

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児玉碧衣
絶対女王の意地を見せるか
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奥井迪
持ち味の積極的な競走は必見
女王に強敵が立ちはだかる

 2月15日(月)から松戸競輪場ガールズF1が開幕する。男女共に豪華メンバーが揃ったが、何といっても女王・児玉碧衣(福岡・108期)からは目が離せない。

 児玉は前回宇都宮決勝で奥井迪(東京・106期)に敗れて準V。「うーん。やっぱり反省点はありますよね。そこは自分で分かっています」と、悔しそうに振り返る。「練習をしてても調子が悪い訳じゃないし、レースでの細かい所のミスですよね。そういう所をなくしていかないといけない。ミスをしないでいつも通り行ければ、良い結果は出ると思う」と状態面に不安はなく、本来の力を出し切れれば自ずと結果も付いてくるだろう。そして、今開催にはその奥井が追加であっせんされた。初日こそレースは違うが「奥井さんにチャレンジしたい」と、さっそくリベンジに燃えていた。
 対する奥井は「勝てたのは本当に展開に恵まれただけでラッキーですよ」と謙遜したが「児玉さんに先着して優勝できたのは嬉しい」と笑顔がこぼれた。「今回は児玉さんだけじゃなくて、すごく濃いメンバー。33なのでタイミングが難しいし初日で感覚を掴みたいですね。小さいレースはしないで積極的に行きたい」と、奥井の代名詞であるスケールの大きな競走で健在ぶりをアピールする。
 なお、ガールズは児玉と同門のスーパールーキー・尾方真生(福岡・118期)や、前回デビュー後初Vを挙げた岩崎ゆみこ(茨城・116期)、実力者の荒牧聖未(栃木・102期)、地元の田中まい(千葉・104期)など、豪華な顔ぶれ。男子に負けじと久々の松戸競輪場での昼間開催を盛り上げる。

熊谷洋祐記者

2021年2月14日 16時01分

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