児玉碧衣が完全優勝を決めた! ~小松島競輪場~

「体が勝手に動いた」
2月19日に小松島競輪場で行われたウィンチケットミッドナイト競輪GIIIガールズ決勝戦は児玉碧衣(福岡・108期)が優勝を果たした。
レースは打鐘過ぎまで動きはなく、初手で太田りゆの後ろを回っていた児玉碧衣が2センターで大きく空いた内に動いて、前受けしていた安東莉奈後位を奪取。最終ホーム目掛けて石井貴子が叩きにいって先制。児玉は巻き返してきた太田の巻き返しに合わせて1センターでまくり上げる。真横まで来そうな太田を合わせ切ると逃げる石井を3コーナー過ぎで捕らえる。最後は猛追する太田を振り切ってゴールした。
「本当はスタートで太田さんより前に活きたかったけど、真後ろになってしまって、同じ所から仕掛けても抜ける自信がなかった。太田さんが状況を確認している間に前にいこうと思ったら、それよりも内が空いていて、腹を括って(内へ)いこうと。でも安東さんがおりてきてこれ以上いくと失格と思ってバック踏んで脚を使った。石井さんが叩いてくれて太田さんがまくりにきたタイミングでいこうと思ったら1コーナーできたのが見えて一緒に踏みました。ゴール前はバタバタでした。あのまま太田さんの真後ろでも納得いくレースはできないと思って体が勝手に動いた」
2025年2月20日 00時38分
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選手詳細データ
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児玉碧衣 選手福岡・108期