8年連続ファン投票1位の児玉碧衣 ~女子オールスター競輪~

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児玉碧衣
ガールズケイリンの顔
今年もファンへの感謝を走りで伝える

 8月13日(火)から、平塚競輪場で第67回オールスター競輪・女子オールスター競輪(G1)が華々しく開催される。ファン投票で選出されたトップ選手の競演が、今年もナイターで行われる。初日は、男女ともにファン投票上位に選出された選手が共演。まず11レースでは、女子のファン投票上位7名によるドリームレースが行われる。8年連続でファン投票1位に推された児玉碧衣(福岡・108期)は、今年も感謝を胸に激走する。

 8年連続ファン投票1位。名実ともにガールズケイリンの顔として君臨する児玉は、毎年のことながらその名誉にまずは感謝を口にする。

 「本当に光栄なことだと思います。(ドリームレースは)優勝できているレースですし、良いイメージで臨める。選んでくださったファンのみなさんに恩返しができるように、今年も頑張りたい」

 地元でのオールガールズクラシックを制し、今年のガールズグランプリ出場を確定させている児玉だが、その後のビッグレースでは思うような結果を残せてはいない。今回は、パリ五輪に参加したナショナルチームのライバルとの久々の対戦。今年のこれまでの競走とは、また違った重要な意味を持つ戦いになる。

 「(ガールズフェスティバルの後の川崎は)腰痛で欠場しました。ケアを中心にやって、練習で刺激も入れてきた。セッティングをいじってもらって、お腹に力が入るようになって練習の感触も良かったです。今回はナショナルチームが帰って来るんで、良いものを吸収したい。去年のドリームレースもそうだったんですけど、(勝ちを)意識すると駄目。自分らしい走りをすれば(結果は)付いて来ると思うので。チャレンジャーとして、自分らしい走りを心がけたいです。ガールズフェスティバルは、人をあてにして終わったし、そうはならないように出し切るレースをしたい。グランプリを見据えて、そこにつながるような走りをしたいです」

 自身をチャレンジャーと語る女王が、4度目のドリームレース制覇へ、全力を尽くす。

熊谷洋祐記者

2024年8月12日 18時20分

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