『競輪ルーキーシリーズ2021』の第3弾が明日開幕 ~大宮競輪場~

photo-27684
桑名僚也
卒記チャンプの力を見せる
photo-27685
飯田風音
得意のまくりで初勝利となるか
今回の優勝は誰の手に…

 大宮競輪場で119期と120期による『競輪ルーキーシリーズ2021』の第3弾が、5月21日からスタートする。今回はルーキーシリーズ第1弾の静岡と第2弾の名古屋を連覇した犬伏湧也(徳島・119期)と内野艶和(福岡・120期)が不在で激戦模様。ほとんどの選手にとって不慣れな500バンクが舞台とあって、一筋縄ではいかないシリーズとなりそうだ。

 初日12レースでは、卒記チャンピオンの桑名僚也(埼玉・119期)が登場する。デビュー戦の静岡では未勝利に終わったが、地元戦の今回はまずは予選1で初勝利を目指す。
 「(初日は)静岡の2日目にやられた平山(優太)君がいるので警戒したいです。500バンクなのでみんなが焦ったらハイペースになりそうだし、タイミングを見てしっかり仕掛けたいですね。直前は兄弟子の山田雄大とか、太田龍希とレースに近い練習ができました。あの2人は後半の伸びがあるタイプで僕とは真逆なので、刺激し合って良い練習ができました。今回も強いメンバーがたくさんいて脚力的に僕は負けていると思うんですけど、自分で展開を作って持ち味を出して勝ちたいです」

 ガールズでは、初日7レースを走る地元の飯田風音(埼玉・120期)に注目が集まる。在所トップの吉川美穂(和歌山・120期)は6レースだが、シリーズを通したV争いには強敵となりそうで、地の利を生かして3日間を戦い抜く。
 「(デビュー戦の)静岡では緊張して焦ってしまって、早いかなっていうタイミングで仕掛けてしまいました。今回は地元だし、師匠のお父さん(威文・67期)もいるので落ち着いていきたいです。500バンクでレースをしたことはないので少し心配ですけど、3日間自力主体に走ります」

 今回のルーキーシリーズも、1レースから5レースまではA級1、2班戦。6レースと7レースで120期によるガールズ戦。8レースから12レースで119期が出走します。実力拮抗の今節も、ルーキーたちの熱い走りに注目してください。

岡崎優美記者

2021年5月20日 17時10分

開催情報

ページトップへ