課題の組み立てを克服か

　川崎競輪ガールズF2ナイターは、26日（金）に初日がおこなわれた。ガールズケイリン6レースは、飯田風音（埼玉・120期）が好位確保から差し脚を伸ばして快勝。1着スタートに手応えを得た。

　スタートを取った飯田は、打鐘過ぎに山口優依の上昇を受けて2番手の位置を確保。4コーナーから鋭く追い込んで1着をつかんだ。「理想を言えば、（番手に入ってから）もっと早めに仕掛けたかった」と、自己採点は満点とは行かなかったが、落ち着き払った運行は見事。若干の不安も払しょくできたようだ。

　「前回が終わってから風邪を引いて体調を崩しちゃって。熱が39度5分出たんですよ。めちゃくちゃ良い状態ってわけじゃないんですけど、いつも通りくらいですかね。普通に戦える状態ではありますね」

　今年の目標は「G1決勝」と掲げ、「その為には安定感が必要。組み立てをもっと勉強したい」と課題に取り組む。2日目7レースはいきなり久米詩との対戦となるが、初日のようなクレバーな立ち回りを見せれば、大物食いもあるかもしれない。

• 選手詳細データ

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  飯田風音 選手埼玉・120期