『競輪ルーキーシリーズ2021』第3弾を制したのは…

　大宮競輪場で開催された『競輪ルーキーシリーズ2021』の第3弾は、5月23日の最終日に119期、120期の決勝がそれぞれ争われた。

　最終12レースの119期決勝は、最終2コーナーまくりで後続を振り切った山根将太（岡山）が優勝を飾った。
　「（初手で）とりあえず前を取って、自分が駆けるか、後ろの様子を見て出させるかっていう作戦でした。（番手の）上野（雅彦）君が落車してしまったので、ちょっと申し訳ないですね。（外をまくってきた木村佑来の）スピードもすごかったし、自分も脚にきていたので、勝てたかは分からなかったです。次の和歌山ではもう少し早めに仕掛けて長い距離をモガけるようにしたいです」

　120期のガールズ戦では、在所ナンバーワンの吉川美穂（和歌山）が冷静な立ち回りで鋭脚を発揮してVをゲット。
　「落ち着いて前を見ながら間に合うところから踏むことができました。後ろの方にはなってしまったけど、包まれずに展開に上手く乗って行けたと思います。次の地元戦（和歌山）は今回よりもメンバーが強力なので、もうちょっと調子を上げて挑めるように練習したいです」

　次回の『競輪ルーキーシリーズ2021』は、6月4日から和歌山競輪場で開催されます。7月に本デビューを控えるルーキーたちの最後の同期対決です。今シリーズを制した山根選手と吉川選手も出走予定となっておりますので、どうぞお楽しみに。

• 選手詳細データ

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  山根将太 選手岡山・119期
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  吉川美穂 選手和歌山・120期