吉川美穂が連勝で決勝進出 ~立川競輪場~

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吉川美穂
抜群の安定感が光る
決勝は佐藤水菜との連勝対決

 1月23日に立川競輪場でF1ガールズシリーズの2日目が開催された。6Rにはガールズの予戦2が行われ、吉川美穂(和歌山・120期)が3節連続での予選連勝を飾り決勝進出を決めた。

 レースは石井貴子(東京)が前受けし星野しほが2番手を確保。3番手は西脇美唯奈と國村美留莉が併走となり、吉川は4番手からレースを進める。最終ホームまで各選手の動きがなく進むと、ペースで踏んでいた石井は最終1コーナーから一気に踏み上げそのまま先行態勢に入る。外併走となっていた星野が後退すると、吉川はその内を掬ってしっかり勝負圏を確保。4番手からのバックまくりを放つと、直線で3番手から伸びた西脇と逃げる石井を捕らえて、先頭でゴール線を駆け抜けた。

 「立川は和歌山に似ているし、今日は最後まで踏み切れた。感じは悪くないし、調子はいいと思うけど、決勝は相手が相手なので胸を借りるつもりで頑張りたい。世界のサトミナに勝ったら、自分が世界チャンピオンだと思うので(笑)」

 前検日には「オールガールズクラシックの特選に乗るためにも、今回は精一杯の着を取れるように」と語っており、今節は気合い十分。決勝は強敵を相手にどのような立ち回りを披露するか注目だ。

髙野航記者

2025年1月23日 17時45分

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