山川奨太がチャレンジファイナルを制す ~久留米競輪場~
6月29日(火)に久留米競輪場でレインボーカップチャレンジファイナルが行われ、山川奨太(熊本・117期)が鮮やかなまくりで優勝。
見事A級1、2班への特別昇班を決めた。
レースは、打鐘で先頭に飛び出した中村隆生(栃木・117期)が先行策。正攻法の菅田謙仁が好位の3番手をキープすると、最終ホームで内へ潜り込んだ山川はバックで5番手を確保。菅田が先に仕掛けるが、さらに外を踏み上げた山川が勢い良く前団をまくり切った。
「おおかた、予想した通りの展開でした。流れが遅かった分、最初は4番手にいたけど後方になった。でも多分これ何人か飛ぶなって思って。最終バックではまくり頃の位置にいれた」と展開を読み切ってレース巧者ぶりを発揮。「菅田さんのスピードを貰いながら、外をスーッと伸びた。なんとなく(前団を)乗り越えられる感じはありました。最後までしっかり踏み切れた」とゴール線を駆け抜けた。「将来的には一番上の一発勝負を走りたい。2、3年後には熊本競輪が再開されるのでその頃にはS級で活躍していたいです」と今後の飛躍を誓った。
2021年6月29日 12時21分
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選手詳細データ
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山川奨太 選手熊本・117期