ミッドナイト競輪が5日に開幕 ~小倉競輪場~

photo-28282
曽我圭佑
得意の当所で躍動する
photo-28283
山川奨太
連勝を伸ばす
熊本勢が主役の座を狙う

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が6月5日(土)から開幕する。今シリーズはチャンレンジとA級1、2班の9レース制。A級戦は飛び抜けた存在が不在で混戦模様。その中でも来期S級に戻り、当所と抜群の相性を誇る曽我圭佑(熊本・113期)に期待したい。

 曽我圭佑は1月、4月の当所ミッドナイトで完全優勝するなど、好相性を誇るバンクなだけに躍動してくれそう。
 「一昨日、髪切りました(笑)。前回の決勝は(松本)秀之介を差せる感じなかったですね。最近は段々とバック数に対して結果が付いてきた。(初日は)7着が多かったけど、ここ2場所は踏めていますね。やることはやってきましたから後は走ってみてですね。小倉は優勝しているし、悪いイメージはない。今回も良い結果が繋がれば良いなと思っている」と2月の別府で落車して3月の広島で復帰してから徐々に調子を上げてきており、得意の当所戦で大暴れしそうだ。

 チャレンジ戦を一歩リードするのは山川奨太(熊本・117期)だ。当所は昨年11月に初優勝を決めた思い出の地でもある。前回の松山ミッドナイトでは完全優勝と勢いを持って参戦だ。
 「追加が入っていた豊橋にはいかずに練習を頑張っていた。ここから連勝を伸ばして仮に9連勝しても7月から1、2班ですからね。7月(1、2班戦)からの戦いを見据えて一戦、一戦しっかりと走りたい。今回は同期(内藤久文、中村翔平)にも負けないように」と先を見据えつつも同期には負けない強い気持ちで3日間を走りぬく。

池端航一記者

2021年6月4日 16時02分

開催情報

ページトップへ