実績者の曽我圭佑が完全V ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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曽我圭佑
安堵の表情を浮かべる
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高々とチャンピオンホイールを掲げる
余裕のある走りで2度目のV

 7月31日(日)にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」セカンドクォーター PIST6カップ1の決勝戦が行われ、唯一の優勝経験者である曽我圭佑(熊本・113期)が他の追随を許さず、力の違いを見せ付けた。

 レースは残り5周を過ぎてから、4コースの小佐野が動いて曽我の前に入った。ペーサーが退避後も後方集団が動きを見せずに、2番手の曽我が車間を空けてタイミングを取りながら残り2周で一気に先頭に出て先行体制に入った。その後は巧みなペースで他を翻弄し鈴木の猛追を振り切って先頭でゴール板を駆け抜けた。前検日には「感覚と体の反応にズレがある」と語っていたが、タイムトライアルでは自己ベストを更新して不安を払拭した。名実ともに今シリーズの優勝候補となり、迎え撃つ立場になったがプレッシャーに負けずに冷静なレース運びで完全優勝を果たした。レース後のインタビューでは「誰も来なければ3周先行する気持ちでいた。慌てずに仕掛けられて自分の持ち味を生かせた。前回は準決にも進めなかったので、リベンジができて良かったです」と積極的な競走が好結果につながったようだ。次回は8月20日(土)から行われるセカンドクォーター ファイナルラウンドに出場予定で、チャレンジャー精神を忘れずに3Vを目指す。

髙野航記者

2022年7月31日 20時34分

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