古性優作が6度目のG3制覇 ~福井競輪場~

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古性優作
トロフィーを掲げガッツポーズ
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ゴール後に右手を挙げる①番車の古性優作
19年静岡記念以来のV

 7月11日(日)に福井競輪場で福井競輪開設71周年記念「不死鳥杯」(G3)の決勝戦が行われ、古性優作(大阪・100期)が鮮やかなまくりで優勝。19年2月の静岡記念以来、通算6度目のG3制覇を成し遂げた。

 レースは赤板の2コーナーで後ろ攻めの山口拳矢が先頭に立つと、すかさず森田優弥が巻き返す。山口もペースを一気に上げて打鐘から両者で踏み合う。最終1センターで山口が森田に踏み勝って主導権も、5番をキープしていた古性がまくり発進。3コーナーで山口を飲み込むと、勢いそのままに後続の追撃を振り切った。
 優勝した古性は「スタートが予想外で、けん制になったので前からで良いかなと。山口君のスピード次第では一個突っ張らないとって思っていた。そこからは冷静に行けました。とにかくライン4車付いているし、勝負所で踏み込めたらなって。静岡記念ぶりに優勝できて嬉しい。近畿地区なので地元のつもりで走ろうと思っていた。竜生さん、松岡さん、村田さんには短い距離の仕掛けになって申し訳ない。次の目標はG1、G2を獲る事。それだけです」と振り返り、今後の抱負を語った。
 

本吉慶司記者

2021年7月11日 17時17分

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