見応え十分の決勝戦 ~川崎競輪場~

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尾方真生
連勝で勝ち上がり仕上がりの良さをアピール
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吉澤純平
復帰2場所目で見事決勝戦に進出
ガールズは尾方真、鈴木美、奥井迪のみつどもえ

 8月7日に川崎競輪場でGⅢナイター『アーバンナイトカーニバル』の準決勝レースが行われ、8日の決勝戦に駒を進める選手が出揃った。
 ガールズでは尾方真生(福岡・118期)と鈴木美教(静岡・112期)の2名が無傷で勝ち上がりを決めた。
尾方は「(4日制開催で)体力的には大丈夫」と初めての4日制となった今回だったが、体調面などは問題なし。「しっかり自力を出すレースをしながら、完全優勝をできるように」と気合を入れ直し、初の4日制Vを目指す。
 
 男子選手は地元の白戸淳太郎(神奈川・74期)や、初のG3決勝進出となった内山雅貴(静岡・113期)などベテランから若手までが出揃った。その中でも実績なら一番の吉澤純平(茨城・101期)が中心となりそうだ。
 吉澤は「練習では今シリーズ自力で戦っても大丈夫な感じだったので、そこまで心配はしていなかった」と復帰2場所目で不安を払拭。「こんなに連日番手を回ることがないので、後ろのことも勉強させて貰っている」と連日人の後ろでのレースだったが、見事なアシストや好立ち回りで勝ち上がった。決勝戦は動きの良い雨谷一樹(栃木・96期)に託して別線を迎え撃つ。

本吉慶司記者

2021年8月7日 21時35分

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