タイトルを手に古性優作が参戦 ~平塚競輪場~

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古性優作
責任感を持ってシリーズを戦い抜く
次なるステージへと進む

 9月30日(木)から平塚競輪場で開設71周年記念『湘南ダービー』が行われる。地元のエース郡司浩平(神奈川・99期)をはじめS班は4名が参戦。8月のオールスター競輪を制してG1初タイトルを手にした古性優作(大阪・100期)も登場。特別競輪なみに豪華メンバーが集結し熱戦を繰り広げる。
 
 悲願のG1タイトルを手にした古性優作だが今までと変わることのない柔らかい表情とコメントで今後の抱負を含めて語ってくれた。
 「オールスターは本当にオリオン賞から走らせてもらったのでファンのおかげもありますし、ラインの前と後ろに助けられて獲れましたね。ゴールしたあと、脇本さんにポンポンってされてこみあげてきたんですけど、なんとかこらえました。でも敢闘門に戻ってきて村上(義弘)さんのなんとも言い表せない表情をみたらこらえきれなかったですね。たぶん村上さんがいなかったら自分は獲れていなかったと思うので。好きっすね(照笑)やっぱり。そのあとは思っていた以上に疲れがでてしまって、腰痛も出たので欠場しました。練習を再開してまた新しいことをやっていかないといけないと思って色々と試したんですけど、結果的にはセッティングを戻す感じですね。乗り方だけは変えようと思っています。タイトルを一つ獲るためにやってきたわけじゃなくて、ずっと強く居続けたいと思って積み上げてきたので。村上さんとかは積み上げてきたものが自分とは比べ物にならないくらいあるんで。脇本さんだけじゃなく、自分も同じくらい強くなれれば近畿のほかの人にも、もっとチャンスが出てくると思うので頑張っていかないと」
 
 飽くなき探求心と、溢れる闘争心を全面に押し出して戦う古性優作。タイトルホルダーとしての初陣に注目したい。

 なお、平塚競輪場は9月30日(木)が無観客で行われ、10月1日(金)以降の3日間は、有観客で開催されます。開催にあたっては、「競輪オートレースにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」を順守し5,000人の入場制限に加え、検温や手指消毒、マスクの着用等を徹底して行われます。

細川和輝記者

2021年9月29日 16時16分

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