熊本記念が開幕! ~久留米競輪場~

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中川誠一郎
エースとして初日から強敵に立ち向かう
〝地元〟熊本勢は10名が参戦

 10月7日(木)から熊本競輪開設71周年記念『火の国杯争奪戦』GⅢin久留米が開催される。
 S班は東京五輪戦士でもある脇本雄太(福井・94期)を含めて4名が参戦。しかし、注目すべきは地元記念として臨むエース・中川誠一郎(熊本・85期)を中心とした熊本勢。中川は今年の前半こそ一息だったが、7月の高知記念で決勝に進出すると8月のいわき平オールスター、松戸記念で決勝進出と状態を上げてきた。「夏場から(自分の状態が)良さそうで、自分の中では少し実戦に出るのがズレた感じですね。宮杯や、サマーナイトも悪くなかったけど、高知から良さが出た感じです」と本人も右肩上がりの状態を実感している。「ここまでは前半は練習できて、直前はしっかりと調整して疲れもない。熊本記念は頑張りたいところなので。若い子がどんどん出てきて頼もしいですね。しっかりと調整できたので不安はない。体の問題もないです」と例年通り、しっかりと地元記念に照準を合わせてきた。熊本競輪場が3年後の2024年に再開予定となり、「やっと決まりましたね。少しずつですけど、動きだした感じです」と感慨深い様子。「練習する所がなくなりますね(笑)。ロード中心になるけど、バンクにはたまに入りたいので、出稽古になりそうですね」と今後の練習方法も変化していきそうだ。

 1レースの発走時間は10時55分、中川が出走する初日特選は16時35分発走予定。エンジョイサイトの締め切り時間は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年10月6日 16時28分

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