『泗水杯争奪戦』決勝戦 ~四日市競輪場~

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古性優作
南関4車に対し縦横無尽な攻めを見せるか
南関勢が4車で強力な布陣

 四日市競輪開設70周年『泗水杯争奪戦』は本日、11月9日(火)に決勝戦が行われる。並びは以下の通り。

 ④岩本俊介-②郡司浩平-⑨内藤秀久-⑥中村浩士

 ⑦古性優作-③稲垣裕之-⑤東口善朋

 ①浅井康太(単騎)

 ⑧坂井洋(単騎)

 南関勢は4車結束することになったが、先頭を志願したのは、岩本俊介(千葉・94期)。「調子も良いし、わがままを言わせてもらって自分が一番前でやりたい」。そうなると、必然的に郡司浩平(神奈川・99期)が番手回りとなり強固な布陣が完成した。

 番手回りの郡司は今シリーズから新フレームを投入。「(新車は)番手だと流れるところが違ったりする」と、初日特選、二次予選は自力で戦ったが、準決勝で岩本の番手を回り感触を確かめられたことは決勝にもつながる。「体調の方は問題ありません」と、語るだけに状態面の不安はなく、人気は集中しそうだ。

 地元の浅井康太(三重・90期)と、坂井洋(栃木・115期)はそれぞれ単騎となり、もう一方のラインができるのは近畿勢。先頭を走る古性優作(大阪・100期)だが、体調面に不安を抱える。準決勝レース後は「最大出力、ぺダリング、(自転車との)一体感。今年一番良くなかったです。人の自転車に乗っているみたいでした。この後しっかりとケアとクールダウンをして自分の体を調整したい」。決勝戦までに状態をどこまで立て直してくるかが、レースの鍵となる。


小山裕哉記者

2021年11月9日 12時16分

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