土生敦弘は勝利へ貪欲! ~川崎競輪場~

photo-49129
土生敦弘
稲垣裕之選手とのライン決着を誓う
準決も力強い仕掛けで別線を蹴散らすか!?

 9月4日から川崎競輪場でF1ガールズシリーズが開催されており、初日の予選10レースで白星を挙げた土生敦弘(大阪・117期)はウィナーズカップの権利獲得(選考期間は7月~12月の6ヶ月間)へ集中力が高い。

 「ビッグレースで出場できそうなのが唯一、ウィナーズカップなんですよね。去年は14勝ぐらいしたけど、ぎりぎりで出場権を取れなくて。今年は(出場権を)取りたいんですよね。だから前回の名古屋から中4日だったけど、今回の追加を受けた」と初のビッグレース出場を自力で勝ち取るために連戦もいとわない。
 「以前よりも道中で余裕が出てきた。初日は結果的にまくりになったけど、いつでも仕掛けられる準備はしていた」とレベルアップを実感している様子。
 「準決は稲垣さんとですか。富山記念でも連係してワンツー決めているし、何度かありますね。蒔田さんとは初日に初めて戦ったけど、飯野さんとは対戦があって、(去年10月)松阪の準決で対戦して勝っている」と番手の稲垣とはワンツー経験ありで別線の機動型、特にシード組の飯野には勝利実績がある。8月の地元G3では決勝に進出するなど、着実に力を付けているだけに、別線をまとめて蹴散らす場面は十分にみられそうだ。

池端航一記者

2022年9月4日 21時46分

開催情報

ページトップへ