関東結束で番手の上川直にV機 ~取手競輪場~

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上川直紀
埼玉勢と連係し絶好の番手回りを得てVチャンスは逃さない
何故、上川が番手回りとなったのか

 12月24日から取手競輪場で開催されているA級1、2班戦によるモーニング開催、『¥JOY×プロスポーツ杯』は26日に最終日を迎える。
 
 サプライズは決勝戦の関東の並び。通常なら埼玉勢が3人で連係。上川直紀(栃木・117期)は自力型であるし、別で戦うと思われたが、関東勢は折り合い、山口多聞(埼玉・121期)-上川-植原琢也(埼玉・113期)-高橋昇平(埼玉・99期)の並びとなった。

 上川は「埼玉勢の中には入れない」と話していたが、植原はこう説明する。
「上川君は自力でしっかりと戦える人。安心して任せられるし、今後2人になった時は任せるから。初日特選は上川君と連係すると西村さん(行貴・東京・92期)を4番手に回してしまうから別で戦ったが、今度は連係します。こういう時は別線で、(上川と一緒の時は)任せるとかは僕は好きではない」。これでは高橋が関東4番手を回るのだが、並びが決まったので納得してもらったのだろう。
 番手回りとなった上川は「番手の競走は何度かある。点数(今期は失格2回でA級一班の点数が微妙だった)も何とかなりそうです」。
いずれにしても、上川にとっては絶好のVチャンスが巡ってきた。

 A級1、2班戦による決勝戦は7レースで10時50分発走の予定となっております。

木村貴宏記者

2022年12月25日 17時16分

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