坂本貴史が節目の300勝! ~立川競輪場~

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坂本貴史
300勝ポーズで記念撮影
S級初勝利の地で300勝!

 1月4日(水)から2023年のG3開幕戦・立川競輪開設71周年記念『鳳凰賞典レース』が開幕。初日の一次予選4レースで坂本貴史(青森・94期)が豪快なまくりで前団をのみ込み節目の300勝を達成した。

 「300勝を達成できて良かったけど、反省は結構ありますね。理想は中団スタートだったけど、8、9割、後ろ攻めだと思ったら杉山さんが中団取ってくれてラッキーでした。踏み上げた感触はまあまあ悪くない。(最終ホームで)木暮さんの後ろがいないのわかってそこでスイッチできれば最高だった。隊列が短くなってバック線を取れるレースができたかもしれない。でも体が動かない。そこでスイッチできれば楽になるのがわかっているのに。そういう所の修正がうまくないのかなと思う」と新年初戦で節目を達成も反省点を並べた。
 「今回は(新山)響平がいるから決勝まで勝ち上がって彼の番手を回って自分の仕事をして優勝するつもりできている。明日も自分の仕事をしてラインで決めて1着を取れれば」と決勝でS班となった後輩とのタッグを実現するためにも残り2日間も全力疾走を誓った。

 「(300勝は)どれも自分の力だけで取れた1着ではないので。今日も杉山さんがスタートで中団を取ってくれたし、3番手回った(鈴木)誠さんも勝ち上がれなかったのに300勝を喜んでくれて。みんなの力があっての300勝。ラインでみんなで決まるレースをしたいなと改めて思った1着でした」とラインの力で積み重ねた300勝だと強調した。競輪一家で育ったサラブレッドがここから上昇気流に乗る!

池端航一記者

2023年1月4日 14時04分

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