開設73周年記念『金亀杯争覇戦』が明日開幕 ~松山競輪場~
過去2開催は地元勢が優勝
松山競輪開設73周年記念「金亀杯争覇戦」が明日からナイター開催で行われる。地元勢は総勢11名が参加して豪華な布陣。過去の2開催は、72周年を橋本強、71周年を松本貴治が制しており、地元勢が結果を残している。今回も一丸となって牙城を守りにいく地元勢のコメントを紹介していきたい。
1R1番車の期待枠に入ったのは、地元記念初出場の林昌幸。「1R1番車は自分でもビックリ。前回、落車して、フレームが壊れたので、今回から新車。形は一緒ですけど、堅い素材のものです。バンクで乗った感じは良かった。体も大丈夫でした」と状態面に問題はなさそうだ。あとは自分の力を信じて全力で風を切る。
9Rは地元勢が連係。前を走る佐々木豪は昨年のGⅢナイターに出場しており、今回は追加参戦。「追加が入らないと思って練習していた。強度の高い練習をしていたので、決まってからは、疲れが取れるように。(疲れが取れれば)日に日に良くなると思う」。
番手を回るのは前回覇者の橋本強。「高知は初日が良くて、脚が戻ってきたなって思ったけど、そのあとはなぜかわからないけど、セッティングなのか、年齢なのか、良くなかった。(昨年の優勝で今回の目標も)一番はそこですけど、まずはしっかりと決勝に乗れるように。直前練習は豪たちと一緒にやってきてやれる感じはあった。久々に練習からアドレナリンが出た」と気合いはパンパンだ。
予選のメイン11レースには松本貴治と渡部哲男が強力連係。松本は「なんかこの(地元記念の)時期は、良くなるんですよね。練習も増やしてきました。(優勝が)愛媛、愛媛ときているので、今回も地元から優勝者がでればいいんですけどね。前回も前々回もみんなにお世話になってのおかげっていうのはあります。今回もまずは決勝に乗れるように。調子は問題ない」
長年に渡り、松山をけん引してきたのは総大将の渡部。「2月はあっせんが止まっていました。その時は腰の痛みもあったので、中旬くらいから練習をして、1か月空いたからといって、そこまで追い込んだ練習はしていないです。(昨年)10月のGⅢに呼ばれていたので、今回はないと思っていたから(参加できて)うれしい。責任感をもって走りたい」と今回にかける強い思いを語った。
今回の記念はナイター開催、1レースの発走予定時刻は15:04になります。
2023年3月8日 17時35分
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選手詳細データ
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渡部哲男 選手愛媛・84期