直線でイエローラインを鮮やかに突き抜けた

　弥彦競輪場で開催されている「第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は、10月19日に初日が行われ、5レースに出走した渡部哲男が山崎賢人－桑原大志の後ろから直線で鋭い伸びを見せて通算400勝の勝利を達成した。

　「(400勝は)1着を取れそうではないメンバーで取れて良かった。区切りの1勝がやっとできましたね。安心したけど、また次に向けて頑張る」とすぐに次なる戦いに目を向けた。

　300勝は18年の7月29日に達成、そこから5年をかけて1個ずつ勝利を積み重ねてきたが近況は持病でもある腰痛のケアとトレーニングを両立させながらレースに臨んでいる。「直前の練習で良かったわけではなくて状態は横ばい。腰痛がでないようにトレーニングをしていた。今日は最近の中では感触が良かったです。良くも悪くもなくて走れる状態で横ばい」。

　弊社とは2008年２月からスポンサード契約を開始。スポンサードの第一号選手として今後の活躍を見守っていきたい。

• 選手詳細データ

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  渡部哲男 選手愛媛・84期