自転車を換えてきっかけをつかんだ

　9月3日（日）に京王閣競輪場で開催２日目が行われたF１シリーズ『ウィンチケットミッドナイト競輪』。7レースでは稲垣裕之（京都・86期）が中団確保からまくりを決めて連勝で決勝へ一番乗りを決めた。

　レースを振り返って稲垣は「前の様子はわからなかったけど、行くべきところで行けたので」とタイミングよく仕掛けることができた様子で状態は良好。前検日には「今回は自転車を試したい」とテーマを掲げて参戦。「半年前くらいに一度だけ使った自転車ですけど、今回で目途が立ちましたね。初日のあとにも（セッティングを）いじって、乗り方も変えてよくなっている」とセッティングの方向性も見えてるようで「決勝に向けてさらにいじっていく。この先を戦っていけそうな感じです」と決勝はさらに上向きそうだ。

　決勝は初日特選同様に東口善朋に前を任せて、久々の優勝を無傷で決めるべく集中を高める。

• 選手詳細データ

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  稲垣裕之 選手京都・86期