第39回共同通信社杯が開幕 ~青森競輪場~

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郡司浩平
南関地区の結束力を示して別線を迎え撃つ
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新山響平
地元のビッグ戦でいつも以上に気持ちが入っている
前年度覇者の郡司浩平が初日のメインを飾る

 9月15日(木)から青森競輪場で第38回共同通信社杯が幕を開ける。初日は1レースから12レースまでオール一次予選で、一次予選、二次予選は自動番組で行われる。初日のメイン12レースは前年度覇者の郡司浩平(神奈川・99期)が主役を務める。南関勢は機動力型3名が揃ったが、渡邉雄太にラインの先頭を任せて番手で別線を迎え撃つ。8月オールスターでは結束力を示した関東勢とは対照的に、南関勢は二次予選で全員が脱落してしまうというまさかの結果に。南関のエースが自らを奮い立たせて立て直しを図る。
 
 「(オールスターで南関勢が誰も準決勝に勝ち上がれなかった結果を踏まえて)みんな悪い状態じゃなかったと思うんですけど、結果を出せなかったので。やっぱり自分だけの力じゃどうにもならないこともあると思いますし、みんなで頑張って盛り上げていけるように。体も気持ちも一回リセットして、もう一度ここから立て直していけるようにやってきました。前回は準決で不甲斐ないレースで迷惑をかけたので。(西武園オールスターで)落車して時間がなかったけど、言い訳はできない。ここまでは間が空いたので調整とケアをした。自転車も悩みながら前回は走っていた。迷いがレースでも出た。ここ来る前、自転車の感覚が良く、安定して練習やれて不安ない。微調整しているけど、良い位置が見つかった。その感覚で走れれば面白いと思うので。初日は(渡邉)雄太の番手で頑張ります」。
 
 地元の大舞台に挑む新山響平(青森・107期)は11レースに登場する。プレッシャーを力に変えてシリーズを戦い抜く。
 「あんまり緊張しないかなって思っていたんですけど、直前になって急に緊張してきました。長い4日間になりそうですけど、気持ちを入れて頑張ります。タイミング的にも(S班として迎える地元ビックで)良かったですし、チャンスを生かせるように。前回は悪くないと思っていたんですけど、ダメだったので。練習とかもアレンジを加えながらやってきました。昇喜郎君とは初めての連係ですけど、前で頑張りたいって言ってくれたので。今回は獲りたいと思ってきましたし、初日からしっかり1着だけを目指して」。

細川和輝記者

2023年9月14日 16時17分

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