郡司浩平が4連勝で6度目の桜花賞制覇 ~川崎競輪~

photo-100746
郡司浩平
賞金ボードを掲げる
最高のリズムでダービーへ

 川崎競輪場開設76周年記念『桜花賞・海老澤清杯』は、4月22日(火)に最終日が行われた。優勝は、地元のエース郡司浩平(神奈川・99期)。完全優勝で、6度目の川崎記念Vをゲットした。

 犬伏湧也がスタートを取り、郡司浩平率いる地元ラインが中団。福井勢が7、8番手となり、単騎の根田空史が最後方で周回を重ねる。青板バックで動き出した脇本雄太が、赤板過ぎに犬伏を押さえる。郡司は福井勢にスイッチして中団、中団を回る。7番手まで下げ切った犬伏は構えて、徐々にペースを上げた脇本の先行。一本棒で最終周回を迎えて、郡司は2コーナー過ぎから仕掛ける。踏み直す脇本を、郡司は2センターで力強くねじ伏せて先頭へ。番手から追い込む松谷秀幸の強襲もこらえた郡司が、川崎記念6度目の優勝をゲット。地元記念完全Vで、2月高松記念以来、24度目のGIII優勝。最高の弾みを付けて、ダービーへと向かう。

【優勝者コメント】
郡司浩平
 「1番車でしたし、中団、中団を立ち回れれば一番優勝に近いと思ってました。すんなり3番手を回れたんで、力勝負ができた。(近畿勢が)2車だったのもありますし、3車だったら行けなかった。犬伏が来たらいやだなと思いながらも、ゴールまで必死でした。声援がすごかったし、お客さんもいっぱいいて、その前で優勝できて良かった。(ダービーに向けて)このメンバーでどれだけ力勝負できるかを課題にしてやって、4日間自力で、地元のプレッシャーの中で戦ってこういう結果を出せた。もう、怖いものなしです」

熊谷洋祐記者

2025年4月22日 21時23分

開催情報

ページトップへ