開場75周年記念 『金鯱賞争奪戦』が開幕! ~名古屋競輪場~

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郡司浩平
初日特選は南関の先頭を志願
郡司浩平ゆうする南関勢がシリーズの中心

 3月1日から名古屋競輪場で開場75周年記念 『金鯱賞争奪戦』が開幕する。今シリーズはS級S班が3名参戦し、その中でもシリーズリーダーの郡司浩平ゆうする南関勢がシリーズの中心だ。注目が集まった初日特選の並びは郡司浩平が先頭を志願し、後位を深谷知広-岩本俊介で固める布陣となった。

 大役を任された郡司は「前回の豊橋でも自分が前を回りたいという気持ちはあったけど、その時は深谷さんが前でやりたい気持ちが強かったので。今回は深谷さんがどちらでもという感じだったので、自分が前でやることになりました。深谷さんと岩本さんの前を回る以上、変なレースはできないし、しっかり自分が勝つレースをしてラインのみんなにチャンスがあるように走りたい」と南関勢での上位決着に向けて、引き締まった表情を見せていた。

 番手を回る深谷は「前回は自分のわがままで前を回らせてもらったし、今回は郡司がやりたいとのことだったので信頼して」と頼れる後輩に託し、3番手の岩本も「2人(郡司と深谷)は自分以上の自力選手だし、自分は後ろを固めるだけです」と全幅の信頼を寄せている。

 激戦が予想される初日特選は16時35分発走予定。今シリーズを占う大事な一戦で、南関勢が熱い絆を見せつける。

髙野航記者

2025年2月28日 16時23分

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