山賀雅仁が5年ぶりのG3制覇! ~大垣競輪場~

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山賀雅仁
トロフィーと花束を手に満面の笑み
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2番車の山賀雅仁が先頭でゴール線を通過
「今日は母親の命日。墓参りで良い報告ができます」

 11月16日(木)から大垣競輪場で開催されている第9回施設整備等協賛競輪in大垣G3は19日(日)に最終日を迎えた。メインレースの決勝では山賀雅仁(千葉・87期)が18年の青森以来4度目のG3優勝を成し遂げた。

 レースは片岡迪之が切ったところを青野将大が鐘で叩く。すかさず志田龍星が反撃に出ると松村友和はホームで離れて志田の裸逃げに。番手にはまった青野は別線が巻き返す前に最終バックで番手から出る。最後は2センターから外に振って別線をけん制した山賀雅仁が差し切ってゴールした。

 「青野君が良いスピードで切ってくれた。2日目と同じ展開みたいでホームで青野君も踏めているし、シビアにいくよりもラインで走る以上は追ってもらってと。青野君があーやって踏んでくれて出切ってくれて青野君との勝負だと。後ろ(別線)よりも青野君が強いから彼を抜けたら優勝かなと。優勝できるかもでドキドキして動きが硬くなった。自力で動いたりもするから良い位置で4コーナーを回ることがないから。白戸さんにも番手を回してもらって独特の緊張感もあって着以上に良い勉強になったしラインのおかげで優勝できた。一人じゃ何もできないので。(G3優勝は)5年ぶりみたいですね。若手が多い開催だったし優勝を目指していたけど、厳しいかなって思っていたから優勝できるとは思わず。9月から弟子もできたし一緒に練習して勉強になることもある。(来年の競輪祭が決まって)準備ができるけど、一走、一走が大事になる。その前に全日本や、ダービーにも出られたら。でも考え過ぎずに目の前の一走を。今回優勝したことで次はどうなのかってお客さんから思われると思うので。とにかく次が勝負。優勝した以上は優勝した次の場所が大事になる。今日が母親の命日なのを昨日の夕方に気が付いて、力を貸してくださいよと。丈夫な体も両親のおかげなので。明日か明後日に墓参りするので良い報告ができます」

池端航一記者

2023年11月19日 17時35分

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