町田太我の先行を十八番のまくりで決めた価値ある1勝

　岐阜競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛・開設75周年記念「長良川鵜飼カップ（G3）」は、9月24日に最終日が行われ、9レースで山賀雅仁（千葉・87期）が町田太我の逃げをまくりで仕留めて1着。02年8月に伊東でデビューして初勝利を飾ってから、およそデビュー22年で通算400勝のメモリアルを遂げた。

　勝負どころの準決では、深谷知広の番手を得ながらも柏野智典に競り込まれて、深谷後位を明け渡しての8着。その悔しさもあっただけに、最終日はシリーズ2勝目を自らの手でつかんだ。

　400勝を決めた山賀は取材に応じ「昨日で決められれば良かったんですけど、競り負けて悔しかったし、今日は自力で勝てて良かった。デビューした時から考えると、こんなに早く勝てるとは思わなかったし、この舞台で走っているのも想像つかなかったですね。400勝なんて、テレビで見ている人たちの世界だと思っていたので。師匠だったり、色々な人の支えがあったのでここまでやってこれたと思います。ただ、これは通過点だと思うし次は500勝できるようにまだまだ頑張ります」とデビューから積み上げた勝ち星を思い返し、次への目標を語ってくれた。

• 選手詳細データ

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  山賀雅仁 選手千葉・87期