開設74周年記念『よさこい賞争覇戦』が開幕 ~高知競輪場~

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犬伏湧也
『気合を入れてきました』と坊主頭で前検日入り
ダービーを見据えてシリーズを戦い抜く

 4月11日(木)から高知競輪場を舞台に開設74周年記念『よさこい賞争覇戦』が幕を開ける。S級S班4名が参戦してスピードバトルを繰り広げる。犬伏湧也(119期・徳島)はウィナーズカップの3日目に落車して途中欠場を余儀なくされたが、今シリーズはもちろんのこと、今月の30日から行われる日本選手権競輪を見据えて調整してきた様子。初日から持ち前のスピードを生かした仕掛けで存在感を示す。
 
 「(前回の取手で)落車してすぐはダメージがあったんですけど、今は大丈夫。練習も、落車する前と同じ量をできているので。あったかくなって、練習ではスピードが出てくるようになってきました。それがうまくレースで噛み合えば面白いと思うので。高知は走りやすいバンク。主導権を取れれば有利だと思います。ここ最近は決勝に乗れていないので、まずはそこっていうのもありますけど、そのあとにあるダービーにつなげていけるのが一番いいと思っているので。セッティングはちょこちょこいじっているんですけど。スピード練習と、持久系の練習をバランスよくやってこれたので、レースでそれを出せれば」
 
 当所はS級初優勝を決めた思い出のバンクで、昨年の全日本選抜競輪では準決勝敗退ながらもシリーズ3勝を挙げている。クセがあると言われている高知バンクではあるが苦手意識は一切なく、初日からスピードを生かした仕掛けを披露する。

細川和輝記者

2024年4月10日 16時19分

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