準決勝は後ろが競り

　6月26日（水）から小倉競輪場で開催されているF1シリーズ『楽天Ｋドリームス杯』は初日が終了。メインレースの初日特選で突っ張り先行で2着に粘った福永大智（大阪・113期）は新フレームの感触をこう話す。

　「新フレームでクランクを以前より少し短くしてその影響か、ダッシュの部分がガツンと入らない。徐々に踏み上がっていく感じで。それもあって、初日は綺麗に合わせることができなかった。イメージとしてはグッとスピードが上がって合わせる感じだったんですけど。乗り始めたばっかりなので自転車とのリズムがまだつかめていない。こればかりは乗り続けて馴染ませていくしかないですね」と走る毎に体とフレームの一体感が増しそうで2日目の走りも楽しみだ。
　初日のレースに関しては「スタートがみんな速くてびっくりした。誘導に追いつきそうになった。谷口さんが仕掛けてきたところはもう少し踏むのが遅かったら無理だったと思う。合わせ切れたのはたまたまですよ。何とか合わせた感じだったので」と謙遜したが、検車場内は谷口を合わせ切ったところで感嘆の声が上がっていた。

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  福永大智 選手大阪・113期