好メンバーが揃い激戦模様のシリーズ

　10月1日（火）から立川競輪場でF1シリーズが開催される。12Rに行われる初日特選にはシリーズリーダーの山田庸平をはじめ、S級上位で活躍する強豪が顔を揃えた。本格先行タイプがおらず、同地区の目標不在となった大槻寛徳、恩田淳平の動向に注目が集まったが、それぞれ単騎戦で初日特選に挑むこととなった。総力戦を決意した恩田は前々回の松山で完全Vを飾ると、続くG2の共同通信社杯では優出を果たし、決勝戦でも確定板入りと好調をキープしての参戦となる。

　「前回は連日、S級S班の後ろを回れたし恵まれましたね。決勝も咄嗟の判断って感じで、自分でもやったほうだと思う。そこからは合宿とかもあって、疲れている感覚もあったけど、体のハリの感じとかを考えると状態もいいと思う。でもまだサマーナイトフェスティバルで落車した時の怪我の痛みはありますね。立川は落車とか失格とかでまだ一回しか（3日間）完走したことがないので相性は最悪（笑）。今回は無事に3日間走れるようにしたい。初日は大槻さんの感じを見てって感じだったけど、単騎でやるっぽい感じだったので自分も一人でやります。何でもやるつもりだけど、ここはタテ中心の方がいい気はする」

　番手回りの時はしっかり仕事をこなすタイプで、着実に追い込みとしての格を上げている。初日特選は単騎戦となるが、現状の動きであればタテヨコ駆使した競走で、白星スタートでの激戦突破もありそうだ。

• 選手詳細データ

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  恩田淳平 選手群馬・100期