鈴木竜士がGIII初制覇! ~小松島競輪場~

「東京の後輩が見ている中で結果を出せて良かった」
2月19日に小松島競輪場で行われたウィンチケットミッドナイト競輪GIII決勝戦は鈴木竜士(東京・107期)が中団確保から新田祐大を破ってGIII初優勝を成し遂げた。
【レース経過】
後ろ攻めの久田裕也が赤板過ぎで切ると前受けした新田祐大と上昇した鈴木竜士で中団併走に。打鐘過ぎに新田が下げて鈴木が中団を確保すると、先行態勢に入る久田はペースを上げて最終ホームを通過。番手の島川将貴は車間を空けて別線をけん制して、3コーナー過ぎで前へ踏み込む。冷静にその状況を見ていた鈴木は島川の外を踏み込み、直線で鋭く伸びると内から新田、外から金子幸央が遅いかかるも振り切ってゴールした。
【優勝者 鈴木竜士 選手インタビュー】
「GIIIですけど、グレードだけなのであまり特別感はないですね。ただ優勝できたこと自体はうれしい。作戦はなくて、スタートで後ろにならないようにだけで後は流れででした。(打鐘で併走のところは)新田さんが内にいけばラッキーだし、展開次第ではかまして島川君をきめて位置を取るのもあった。新田さんが引いてくれて、あとは島川君がいくタイミングを見ていた。あの展開になったら島川君も前に踏むしかないですし、それをみてから外を仕掛けられたらなと。結果1着だったって感じです。何ひとつ満足できるモノではない。1日、1日大事にして脚力を向上していきたい。(組み立ては)相手次第の所もありますし、まっすぐ走る力が強くないと上では戦えない。今回はそれを出せなかったし、そこが課題。これもひとつの結果ですし、次走もそうですし1年しっかり走り切りたい。落車しないこと、怪我なく1年走るのが目標。久しぶりの優勝ですし、東京の後輩が見ている中で結果を出せて良かった」
2025年2月20日 00時44分
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選手詳細データ
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鈴木竜士 選手東京・107期