松谷秀幸は初日4連勝! ~青森競輪場~

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松谷秀幸
満面の笑みで初日特選を振り返る
「俺、中四国の選手になっちゃったのかな(笑)」

 4月12日から青森競輪場で2025年の開幕戦・F1ナイターが行われている。メインの初日特選では松谷秀幸(神奈川・96期)が制覇。前回の平塚に引き続いて、初日から他地区の強力機動型と連係している。
 「前回は地元で、3日間、他地区の選手の後ろは本当に珍しいことでした。初日が松本(貴治)君で、準決が太田(海也)君、決勝が窓場(千加頼)君でした」と前検日に前回の連係を振り返ってくれた。
 今回も初日特選では取鳥雄吾との連係。「前回3人も魅力ある選手でしたし、取鳥君もそう。先行でもカマシでも突っ張るもできる。それに最近は中団にこだわったりあるので、初連係だけど頼もしい」と称賛していた。
 初日特選では取鳥がその期待に応えるべく後ろ攻めからの押さえ先行でレースを支配。中団から雨谷一樹にまくられるも、松谷は少し遅れた神山拓弥を捌いて直線で踏み込み1着スタート。
これでG1開催を含めて初日4連勝。レース後は自身の走りよりも前を任せた取鳥を手放しでほめた。 「取鳥君がレースの全てをやってくれた。後ろから押さえて駆けてくれましたし」。
 準決で再連係だと知ると「また一緒ですか。連日一緒なんて、なかなかないですし、頑張ります。前回もそうだったけど、俺、中四国の選手になっちゃったのかな」と笑顔になりつつも、最後はおどけてみせた。
 前回の平塚は地元だったのもあるが、前回に引き続きシリーズリーダーだからこそ。今期の競走得点は114.41点。準決勝も取鳥と呼吸を合わせて力の違いを示すか!

池端航一記者

2025年4月12日 22時16分

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