北条早雲杯の初日特選は郡司浩平が前回り ~小田原競輪~
今後を見据えての連係
小田原競輪開設76周年記念「北条早雲杯争奪戦」が、11月6日(木)に開幕する。初日特選を走る郡司浩平(神奈川・99期)と、松井宏祐(神奈川・113期)の地元コンビは、郡司が前回り。サプライズの並びとなった。
これまで、ビッグレースでも幾度となく連係を重ねてきた両者だが、郡司が前を回るのは初めてのこと。その経緯を、郡司はこう説明した。
「これまでも何回も話してきたけど、自分はいつも前でやりたい気持ちは持っている。今回は自分が前で自力です。自分がいつまで自力でやれるかは分からないし、(松井)宏祐にとって得られるものがあればと思って。自分も、そういうレースをしないとなっていう責任感もあります。南関の今後の並びのバリエーションとして、増やしていけたら」
番手を回る松井は「学ぶことがあると思うし、良い経験になると思う」と、やや緊張の面持ち。もちろん、勝ち上がりや、メンバー次第では前後は流動的で、今回は今後の新しい形を模索してのもの。より強固なラインを作っていくために、の気持ちはお互いに一致している。とはいえ、別線には中野慎詞-新山響平-成田和也で並ぶ北日本勢や、清水裕友らがいて一筋縄ではいかない。地元両者がどんな競走で敵を打ち崩すのか、注目だ。
2025年11月5日 16時45分
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選手詳細データ
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郡司浩平 選手神奈川・99期