小笠原光が特別昇班 ~宇都宮競輪場~

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小笠原光
恵まれた練習環境でさらに力をつける
豪快にまくって圧勝

 小笠原光(岩手・117期)が10月12日の宇都宮ミッドナイト競輪の最終日、8レースのチャレンジ決勝戦で優勝。9月弥彦ミッドナイト、同月いわき平に続く3場所連続の完全優勝でA級2班への特別昇班を決めた。

 レースは後ろ攻めの桜井大地(静岡・111期)が打鐘過ぎに押さえて主導権を握る。前受けからすんなり車を下げた小笠原は6番手で構える。中団の4番手をキープしていた山田雄大(埼玉・117期)が最終2コーナーからまくるが、車は進まず不発。満を持して3コーナーから大外を踏み上げた小笠原が直線でごぼう抜き。圧巻のスピードで期待に応えた。

 在所成績は13位。能力評価でもA評価を獲得するなど、その素質はデビュー前から高く評価されていた。師匠の佐藤友和のもとで、着実に成長している。抜群のダッシュ力を武器に1、2班戦でも連勝街道を突っ走る。

笠原裕明記者

2020年10月12日 23時27分

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