小笠原光がメインレースで波乱を演出 ~大垣競輪場~

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小笠原光
「みんなに忘れてほしくない」と同期の成清龍之介さんのウェアで写真撮影
8番手からまくり一閃

 第9回施設整備等協賛競輪in大垣G3は17日(金)に2日目が終了。二次予選12レースは、小笠原光(岩手・117期)が鮮やか過ぎるまくりを披露して快勝した。

 人気となった志田龍星が打鐘前からカマして逃げる流れ。地元の重圧もあったのだろうが、たしかに若干オーバーペースではあった。それでも、8番手からまくった小笠原のスピードはとてつもなかった。
 「昨日(初日)よりもスピードに乗りましたね。昨日の(ブロック)が怖くて、上の方を走りました。基本は前々で、地元のところでも折り合えば勝負しようと思ってました。結局後ろ攻めになっちゃったんですけど。みんな脚を使ってゴチャ付いてくれたし、志田君がすんなり駆けてたら(まくりは)出てない。結果的に脚を使ってくれたんで」

 ラスト半周の上りタイムも11秒1と上々で、決して展開の利だけでつかんだ勝利ではない。自身初のG得3準決勝でも、大暴れしてくれる予感がする。
 「ちょっと、今日で出力が出すぎちゃったんで体は心配ですね。こういう時は次の日にダメージが来るんで。しっかりケアしていきたいですね。初めての(G3)準決勝なんで、しっかりと爪痕を残したい」

 準決勝11レースは、坂本貴史の前回り。後藤大輝や、菊池岳仁らのド先行を相手に、再度鮮やかな一発をお見舞いする。

熊谷洋祐記者

2023年11月17日 18時33分

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