林巨人（愛知・91期）が3月21日から開催されている地元名古屋FIを最後に、選手を引退することを表明した。

　「(引退の理由は)実家が建築業をやっているので家業を継ぐ。きっかけはコロナ禍で出走回数が減ったこと。（昨年の）11月ぐらいに決めました。1番の思い出は（15年）競輪祭の準決で深谷（知広）、金子（貴志）さんの後ろで走ったこと。（競輪については）最後まで一生懸命やる」

　過去に数多く特別競輪に出場し、未だS級上位で戦う実力者だけに苦渋の決断となったが、花道を飾るべく名古屋開催は、前で走る自力型の思いに応えて連勝で決勝に勝ち上がった。決勝は、野原雅也（福井・103期）を先導役に4人で結束する近畿勢が高い壁となって立ちはだかるが、準決でも熱い走りを見せてくれた皿屋豊（三重・111期）に前を託して有終の美を飾るか。

　運命の決勝戦は明日23日の16時30分に発走予定。エンジョイサイトでの投票締め切り予定時刻は発走の5分前を予定しております。

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  林巨人 選手愛知・91期